A.N.Y Talks

A.N.Y Talks  Vol. 10

アートの「場」と、アーティストの「住処」

中﨑透

アーティスト


看板をモチーフとした作品シリーズをはじめ、独自のコンセプトをもとにインスタレーションや演劇、映像などの手法を用いて作品を発表するアーティストの中﨑透氏。トークレクチャーでは、学生時代から現在までの作品、展覧会のキュレーションやディレクション 、2006年に山城大督、野田智子と結成したアーティストユニット「Nadegata Instant Party」でのご活動をご紹介いただき、中﨑氏が考える『アートの「場」』がいかにしてつくりあげられているのかをご説明いただきました。また『アーティストの「住処」』として、アーティスト活動と収入の問題、そのバランスの保ち方など具体的なお話をうかがうことができました。後半のディスカッションでは「作り手の生活」「他人と関わる制作」「オルタナティブ」というキーワードから、参加者各々の経験をもとに展開、発展的な対話が行われました。

中﨑透

1976年茨城生まれ。美術家。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、茨城県水戸市を拠点に活動。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。展覧会多数。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中﨑透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加、主に美術部門のディレクションを担当。
http://tohru51.exblog.jp/

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February 10, 2020

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